第35回明治神宮人形感謝祭は無事閉幕しました。

当日はあいにく雨天の中の開催になりましたが、予想を超える多くの皆様にご来場をいただきました。
ありがとうございました。
当日の模様は「公式ブログ」に掲載いたしましたので、ぜひご覧ください。

公式ブログ


◆お手元で古くなったり、壊れたりしたお人形を明治神宮にご持参ください。

日本には「人形に魂が宿っている」と信じてこれを大切にする風習があります。それは現代もなお人々の心の中に生き続けています。「人形に感謝する会」では、このように、古くなったり壊れたりした人形をどうしても棄てられずにいる皆様に代わって、「人形の魂をお祓いして、感謝の気持ちをこめて納める(お別れする)」お祭りとして【明治神宮人形感謝祭】を毎年秋に開催しています。ご家族ご一緒に明治神宮にお参りください。
なお、当日以前の明治神宮への人形ご持参はご遠慮ください。


◆人形感謝祭は平成元年に始まりました。

この「明治神宮人形感謝祭」は“楽しく、やさしく、美しく”という心を大切にした人形のお祭り(人形納め)として平成元年(1989年)に斎行されました。今では秋の恒例行事として、また東京の秋の風物詩として定着しています。

◆ご持参したお人形は本殿回廊に陳列展示されます。

ご持参されたお人形は本殿前の廻廊に奉鎮台を設け陳列します(会場のスペースによって全てを陳列できない場合や陳列を中止する場合がありますことを予めご了承ください)。
陳列されたお人形は魂を「ひとがた」に移され、お祓いが行われた後、並べられた人形も神職によって祓い清められ御霊あげされます。
第34回(2022年10月2日開催)の来場者は、首都圏各地から約9,300名、納められた人形(雛人形、五月人形、ぬいぐるみ、日本人形、西洋人形等)は 約51,000体におよびました。


◆雅で荘厳な祭典にもご参列ください。

本殿において、人形の魂を鎮める美しくも厳かな儀式が展開され、雅な装束を身にまとった二人の巫女による神楽「浦安の舞」が奉奏されます。荘厳な祭典は必見です。
なお、ご参列はお人形持参の方、先着500名様に限らせていただきます。